浦和学院、下妻一との戦いで序盤の集中打、主導権を握る。佐々木蓮也選手の好投で快勝スタート【2025:令和7年度秋季関東高校野球大会(秋大)】

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大会1日目 下妻一VS浦和学院

※一球速報.comより引用

日付:2025/10/18(土)
試合会場:富士北麓公園球場

秋季関東大会初戦、浦和学院が序盤から流れをつかみ、下妻一を12−6で下した。初回のスクイズ成功から打線がつながり、リズムを生んだ攻撃が光った。先発の佐々木蓮也選手が5回無失点の好投で試合をつくり、打線も計14安打と持ち味を発揮した。

◾️投手まとめ◾️

【下妻一】
市村 翔大:先発で8回を投げ抜き、被安打14・与四球4・失点12。制球に苦しむ場面もあり、浦和学院の積極的な走塁に苦戦したが、最後までマウンドを守り抜いた。

【浦和学院】
佐々木 蓮也:先発で5回を無失点に抑える力投(被安打2・奪三振3・無四球)。テンポ良く打たせて取り、守備陣のリズムをつくった。

星 遥希:1/3、15球、2失点
四死球3と制球が定まらず、満塁のピンチを背負い降板。
日髙 創太:1回2/3、21球3失点
ピンチの場面で登板し粘りの投球を見せた。5安打を浴びるも7回まで投げ切った。
西村 虎龍:2回、26球、1失点
8回からリリーフ登板し、2回を1失点で締めた。打者としても適時打を放ち攻守に存在感を示した。

◾️主な活躍選手◾️

【下妻一】
荒川 叶亜(1番・捕手):初回のセンター前ヒットを皮切りに、7回にはレフトへのスリーベースを放ち、終盤の反撃を演出した。最終回までチームを引っ張る打撃を見せた。
山関 啓介(7番・一塁手):8回にレフトへのツーベースでで1点を加えるなど、積極的な打撃で意地を見せた。

【浦和学院】
鈴木 謙心(5番・外野):初回に中前適時打で追加点、8回にはダメ押しの2ラン本塁打を放つなど4打点の活躍。攻守で存在感を発揮した。
大宮 翔(7番・左翼手):5回の左中間適時三塁打で勝負を決定づける2点打を放ち、打撃センスを魅せた。

試合展開

浦和学院は初回、先頭の法量選手が四球で出塁すると、玉榮選手の送りバントで一死二塁。続く西村選手の左前打で一、三塁とし、伊藤漣選手が初球スクイズを決めて先制した。さらに鈴木選手の中前適時打で追加点を挙げ、2−0と理想的な立ち上がりを見せた。

2回には8番藤澤選手が左前打で出塁、盗塁でチャンスを広げると、9番佐々木選手のバントで三塁へ進塁。法量選手の中犠飛で3−0とリードを広げた。

その後も佐々木選手のテンポある投球で流れを渡さず、守備陣も落ち着いて対応。4回には再び法量選手、西村選手の連打で2点を追加し、5−0と優位に立った。

5回裏には鈴木選手と内藤選手の連打から大宮選手の左中間三塁打で2点を加点。続く藤澤選手もバントヒットで出塁し、玉榮選手の中前打で9−0と大きく突き放した。

6回に下妻一が古橋選手の2点打で反撃するも、浦和学院はすぐさま鈴木選手の犠飛で10−2と突き放した。終盤、下妻一が7回と8回に粘りを見せ6点を返すも、8回裏に鈴木選手が右越え2ラン本塁打でダメ押し。9回は西村選手が最後を3人で締め、12−6で試合を終えた。

⚾️試合のポイント⚾️

⚾️ 浦和学院が序盤3イニングで3点を奪い、試合の主導権を握った。
⚾️ 浦和学院先発・佐々木蓮也選手が5回無失点の安定した投球で、守備からリズムを生んだ。
⚾️ 浦和学院打線が途切れず14安打、特に鈴木謙心選手の本塁打を含む4打点が光る。
⚾️ 下妻一は中盤以降に粘りを見せ、若い打線の成長が見られた。

下妻一・粘りを見せ終盤の反撃が次への糧に

下妻一は序盤、浦和学院の走塁と小技に翻弄されたが、6回以降は打線が機能し始めた。荒川選手、古橋選手を中心に繋がる攻撃を見せ、終盤3イニングで6点を奪取。結果は及ばなかったものの、粘り強く戦い抜いた姿勢が印象的だった。投手の市村選手も被安打を重ねながらも最後まで投げ切り、チームの信頼を感じさせた。

浦和学院・攻守噛み合い初戦突破

浦和学院は序盤から積極的に仕掛け、スクイズやバントなど多彩な攻撃で相手守備を揺さぶった。投げては佐々木蓮也選手の快投と継投策がハマり、守備面でも安定。打撃陣は鈴木選手、法量選手、大宮選手ら中軸が機能し、下位からのつながりも見せた。

秋の新チームらしい勢いと多様な戦術が光る内容であり、次戦に向けてさらに勢いを増す一戦となった。

【まとめ】攻守が噛み合った浦和学院、秋の初戦を快勝で飾る

浦和学院が序盤から主導権を握り、下妻一を12−6で下して秋季関東大会初戦を突破した。初回のスクイズ成功で流れをつかむと、打線がつながり序盤3回で3点を先取。先発・佐々木蓮也選手が5回無失点と安定した投球を見せ、守備からもリズムを生んだ。攻撃陣は鈴木謙心選手の2ランを含む4打点など計14安打と打ち勝ち、投打が噛み合う快勝スタート。下妻一も終盤に反撃を見せ粘りを発揮したが、序盤の失点が響いた。下妻一高は久しぶりの出場となったが、古豪復活に向け大きな一歩になった。

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