横浜、川上選手の劇的サヨナラ弾で初戦突破!〜粘る高崎商大附を振り切る〜【2025:令和7年度秋季関東高校野球大会(秋大)】

目次

大会1日目 高崎商大附VS横浜

※一球速報.comより引用

日付:2025/10/18(土)
試合会場:山日YBS球場

序盤から互いに譲らぬ攻防となった一戦は、9回裏に劇的な幕切れを迎えた。

横浜が川上慧選手のこの試合2本目となるソロホームランでサヨナラ勝ち。高崎商大附は8回に一時同点に追いつく粘りを見せたが、あと一歩届かなかった。両チームのエースが最後までマウンドに立ち続けた熱戦だった。

◾️投手まとめ◾️

【高崎商大附】

藤田 快世:先発で8回2/3を投げ151球、被安打8、5失点。
要所で踏ん張る粘投を見せ、打撃でも流れを呼び込んだ。スタミナと精神力の強さが光った。

【横浜】

織田 翔希:先発で7回2/3を投げ114球、被安打7、4失点。
低めを丁寧に突く投球で中盤まで相手に流れを渡さなかった。終盤に捕まったが安定感を示した。
小林 鉄三郎:救援で1回2/3、9球無失点。
8回のピンチを切り抜け、9回の攻撃へ流れを呼び込んだ。

◾️主な活躍選手◾️

【高崎商大附】

渡辺 大夢(4番・一塁手):8回に左前適時打で2点を返すなど、勝負強い打撃でチームを鼓舞した。
太田 渓人(5番・左翼手):相手投手に23球を投じさせ各打席で粘りみせた。8回には泥臭く同点となる内野ゴロを放った。

【横浜】

川上 慧(3番・三塁手):5回、9回と2本の本塁打で3打点。勝負を決めた主役。
千島 大翼(5番・中堅手):2回の先制ソロでチームに勢いを与えた。

試合展開

1回表、高崎商大附は守屋選手の左前打などでチャンスをつくるも無得点。横浜はその裏、先頭・小野選手が死球で出塁するも、得点には至らなかった。

試合が動いたのは2回裏。横浜は5番・千島選手が左越えへのソロ本塁打を放ち、先制に成功する。続く回でも先発・織田選手が安定した投球を見せ、高崎商大附を無得点に抑えた。

3回、高崎商大附は瀬下選手の安打と盗塁で好機を演出。久保選手のレフト前ヒットで一、三塁とし、4番・渡辺選手のセンターへの犠牲フライで同点に追いついた。

しかし5回裏、横浜は川上選手が右翼スタンドへ豪快なソロホームラン。再びリードを奪う。藤田選手も粘り強く投げたが、6回には田島選手のセンターの頭を超えるタイムリースリーベースで2点を追加され、スコアは1-4に。

高崎商大附も8回に反撃を見せる。小林選手、守屋選手、瀬下選手の3連打でノーアウト満塁とすると、渡辺選手の左前打で2点を返す。さらに太田選手の二ゴロの間に三塁走者が生還し、ついに同点。試合は振り出しに戻った。

迎えた9回裏、横浜は2死から再び川上選手が魅せた。2Bからの甘くなった投球を捉えると、打球は右中間スタンドへ。劇的なサヨナラ本塁打で試合を決めた。

試合時間2時間13分、5対4で横浜が高崎商大附を下した。

※Y9ちゃんねる様より引用

⚾️試合のポイント⚾️

⚾️ 川上慧選手の2本塁打が勝敗を分けた。
⚾️ 両エースが投げ抜く力投を見せ、試合を引き締めた。
⚾️ 高崎商大附は8回に集中打で同点に追いつくなど、攻撃の粘りを見せた。

高崎商大附・終盤の粘り、敗れても示した意地

高崎商大附は終盤まで諦めず、8回に見せた猛攻で意地を見せた。

守屋選手・瀬下選手のつなぎ、渡辺選手の勝負強い一打と、チーム一丸の攻撃が横浜を追い詰めた。

藤田選手は9回まで151球の熱投。序盤から安定した制球で粘り続け、最後まで臆せず投げ切った。

惜しくも敗戦したが、攻守において次戦につながる収穫が多い試合となったはずだ。

横浜・川上選手の一振り、劇的サヨナラで初戦突破

横浜は序盤から主導権を握りつつも、終盤の失点で追いつかれる苦しい展開。それでも最後は主砲・川上選手が意地を見せた。

エース・織田選手は7回2/3を4失点ながら要所を締め、リリーフの小林鉄三郎選手が勝利を呼び込んだ。

川上選手の2発はもちろん、千島選手の先制弾や田島選手の勝負強い打撃もチームに勢いを与えた。横浜らしい「粘りと爆発力」の両面を見せた試合だった。

【まとめ】エース対決が生んだ、緊張感ある好ゲーム

序盤から終盤まで、両投手の丁寧な投げ合いが続いた。

高崎商大附・藤田選手は150球を超える中で制球を保ち、横浜打線に立ち向かった。

横浜・織田選手は8回途中まで打たせて取る投球を貫き、持ち味を十分に発揮した。

打撃では横浜の一発攻勢、高崎商大附の機動力とつなぎ。

互いの持ち味がぶつかり合った2時間13分は、各県の代表として秋の関東大会にふさわしい一戦となった。

シェアのご協力お願いします♪
  • URLをコピーしました!
目次