東海大学付属札幌高等学校は、北海道札幌市南区に位置する私立の共学校で、1964年に設立された。東海大学の付属校として、高大一貫教育を基盤に、学力向上と人間形成を重視した教育を展開している。
東海大学付属札幌高等学校とは
特色
✅多様な進学コース:普通科には「特進コース」と「総合進学コース」が設置されており、特進コースは国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、総合進学コースは学習と部活動の両立を図りながら大学進学を目指している。
✅東海大学への推薦制度:東海大学の19学部75学科への推薦制度が整備されており、在校生全員が利用可能。
✅ICTを活用した授業:タブレット型端末を活用した最先端の授業が行われており、プロジェクターを使った映像授業など、ICT教育が充実している。
✅充実した施設:カフェテリア、売店、自動販売機、複数の体育館、音楽ホールなど、快適な学習・生活環境が整っています。
また、2024年には滋賀県初となる5年一貫の看護師養成課程として、看護科・看護専攻科を開設した。

沿革
1964年:学校法人東海大学によって「東海大学第四高等学校」として札幌市南区に開校。普通科設置。
1965年:第1回入学式を実施。部活動も本格的に始動。
1971年:校舎の一部増改築、教育施設の整備。
1980年:スポーツ強化が進む。硬式野球部、サッカー部、柔道部などが全国大会で活躍。
1990年:東海大学との連携を強化、付属校としての位置づけが強まる。
2015年:硬式野球部が第87回選抜高等学校野球大会で準優勝(東海大四として)。
2016年:学校名を「東海大学付属札幌高等学校」に変更。新校舎完成に伴い、教育方針やカリキュラムも刷新。
2020年:ICT教育・進学指導を強化。文武両道の取り組みが評価される。
教育方針
創設者・松前重義の建学の精神「望星学塾」の理念を継承し、
①「若き日に汝の思想を培え」
②「若き日に汝の体躯を養え」
③「若き日に汝の智能を磨け」
④「若き日に汝の希望を星につなげ」
上記四つの言葉を掲げている。
この精神のもと、調和のとれた文明社会の建設を目指し、個性と可能性を最大限に引き出す教育を行っている。

東海大札幌硬式野球部
東海大札幌高校の硬式野球部は、北海道内でも有数の強豪校として知られている。特に夏の甲子園大会では、北海道代表としての出場経験があり、全国レベルでの活躍を見せている。
創部:1964年
⭐️戦績
1993年:夏の甲子園 3回戦進出
2001年:センバツ 2回戦進出
2015年:センバツ 準優勝
2024年:秋季北海道大会 優勝(10年ぶり)
2025年:センバツ出場(10年ぶり)
これらの実績は、長年にわたる安定した強さと、全国大会での高い競争力を示しています。
⭐️練習環境
校内には専用の野球グラウンドやトレーニング施設が整備されており、年間を通じて質の高い練習が可能。
⭐️進路実績
卒業生の中には、大学野球や社会人野球、さらにはプロ野球で活躍する選手も輩出している。
東海大学付属札幌高等学校(東海大札幌)の硬式野球部は、1964年の創部以来、北海道内外で確かな実績を築いてきた強豪校。特に2015年の選抜高校野球大会(センバツ)では準優勝を果たし、全国的な注目を集めた。

