準々決勝 結果は桐生第一1ー4専大松戸

2025年5月20日(火) ノーブルホームスタジアム水戸
試合は終盤まで1点を争う接戦となったが、8回に突き放した専大松戸が4-1で勝利。エース田中昇之介が93球で完投し、ベスト4進出を決めた。桐生第一は先発・長岡が粘投するも、攻撃では好機を生かし切れず惜敗した。
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【桐生第一】
長岡拓海:先発、7回 89球 2失点。テンポよくストライクを取る投球で試合を作ったが、打線の援護が届かなかった。
住田翔:1回 20球 2失点。制球力は申し分なかったが、専大松戸打線の中軸にタイムリーを許してしまった。
【専大松戸】
田中昇之介:完投、9回 93球 失点1。要所で低めを突き、打たせて取る投球が光った。1四球のみと完璧に近い投球内容で攻守に落ち着きをもたらした。
主な活躍選手
【桐生第一】
伊藤悠大:(5番・中堅→左翼)2回の同点打を放ち、一時流れを呼び込んだ。鋭いスイングが光る中軸。
小倉颯太:(7番・三塁)5回にツーベース8回にもヒットを放ち好機を演出した。
【専大松戸】
牧野大瑚:(4番・一塁)初回の先制打と中盤のチャンスメークで、4番の役割を全う。
吉岡伸太朗:(6番・三塁)6回に勝ち越し打を放ち、チームに勢いをもたらした。

試合展開
試合は初回から動いた。専大松戸は1回裏、先頭の長谷川が左前打で出塁すると、続く宮尾の右前打と土田の送りバントで1死二、三塁の好機を作る。ここで4番の牧野が左翼へ犠牲フライを放ち、先制点を奪った。
反撃に出たい桐生第一は2回表、4番松島の四球を足がかりに、5番伊藤の左中間を破る適時二塁打で同点に追いつく。
両先発が互いに粘投を見せる中、均衡が破れたのは6回裏。専大松戸は1死から牧野が左前打で出塁すると、髙貝が送りバントで走者を進め、6番吉岡が左前に勝ち越しのタイムリーを放ち、2対1とリードを奪う。
桐生第一は7回を終えて1点ビハインド。8回には7番小倉の中前打から1死二塁の好機を作ったが、あと一本が出なかった。
その裏、専大松戸は宮尾の右前打から再びチャンスを作り、5番髙貝が中前にタイムリー、7番森岡も左前に適時打を放ち、2点を加点。終盤にかけて着実に点差を広げ、桐生第一を突き放した。
試合を通じて安定した投球を見せたのは、専大松戸の田中昇之介だ。走者を背負っても動じず、要所で打たせて取る投球を貫いた。9回まで投げ抜き、被安打6、四球1、失点1の内容で完投勝利を収めた。
⚾️試合のポイント
⚾️ 専大松戸・田中昇之介の93球完投。打たせて取るスタイルで守備のリズムを作った
⚾️ 6回・8回のタイムリーで攻めの姿勢を貫いた専大松戸打線は見事だった
⚾️ 桐生第一は2回に追いつくも、その後の好機を生かせなかった。
⚾️ 両校ともエースを軸にした堅実な守りが印象的な試合となった
⚾️ 桐生第一・長岡拓海の丁寧な投球が接戦を演出した
まとめ:桐生第一、実力を示すも一歩及ばず
桐生第一は先発・長岡を中心とした堅守で試合を作ったが、あと一本が出ない苦しい展開に泣いた。2回の伊藤の一打以降、再三の得点機を逸した点が悔やまれる。敗戦はしたが、守備と投手力は安定しており、夏に向けての希望は十分に残っている。課題は中軸の継続的な得点力。
専大松戸、田中完投で安定感発揮
専大松戸は投打のバランスが取れた戦いぶりで、強豪桐生第一を撃破。エース田中は球数少なくテンポよく試合を進め、打線は中盤以降でしっかりチャンスを生かした。ベスト4入りを果たし、全国区での実力を証明する一戦となった。
互いに実力を発揮、緊迫の好ゲー
関東の強豪同士が対峙したこの試合は、緊張感に満ちた一戦だった。エースの安定感、守備の粘り、そして一瞬の打撃力が明暗を分ける結果に。両チームともに、夏へ向けて得たものの大きな実りある試合だった。
