決勝 結果は東海大相模4ー5横浜

2025年5月7日、春季高校野球の注目カード、横浜 対 東海大相模の一戦は、最後まで緊迫した攻防が続く白熱の試合となった。序盤にリードを奪った東海大相模に対し、横浜は粘り強く追いつき、延長10回裏にサヨナラ勝ち。5対4で横浜が劇的な勝利を飾った。
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【東海大相模】
島村 宏斗:先発/7回116球・4失点。序盤から再三走者を背負う苦しい展開。それでも低めに丁寧に集める粘投で、7回を4失点と試合を壊さなかった。要所では真っすぐで押し切る強さも見せ、立派にエースの役割を果たした。
萩原 優真:救援/2回1/3 23球・1失点。8回から登板し、力みのないフォームからキレのある球を投げ込んだ。9回は三者凡退、10回のピンチも落ち着いていたが、最後は相手打線の勝負強さに屈した。敗戦投手にはなったが、堂々たる内容だった。
【横浜】
織田 翔希:先発/2回25球・2失点。試合の立ち上がりに甘く入った球を痛打され先制点を献上。それでもその後は持ち直し、最少失点でつないだ。初回の乱れが悔やまれるが思い切りの良いピッチングが光った。
片山 大輔:中継ぎ/1回1/3 22球・1失点。3回途中からマウンドに上がり、力強いボールで勝負したが、制球の不安定さが失点に直結してしまった。
奥村 頼人:リリーフ/5回79球・無失点。真っ直ぐと変化球のコンビネーションで相模打線を翻弄し、粘り強くゼロを並べた。球威だけでなく投球術も冴え、勝利の立役者となった。
主な活躍選手
【東海大相模】
岡山 泰生:1番。3安打(左安・左三・中安)とチームを牽引。1回表の初球打ちでの出塁が先制点に繋がるなど、リードオフマンとして機能した。
安嶋 浬久:2番。2安打(右三・右二)を放ち、チャンスメイクと得点に絡んだ。1回、3回の長打は相手投手にプレッシャーをかけ続けた。
【横浜】
駒橋 優樹:7番・捕手。最後の最後、10回裏タイブレークの場面でプレッシャーのかかる中、中前へサヨナラの一打。チームを勝利に導く決勝打は見事だった。バントで走者を送る役割も確実にこなし、攻守にわたって貢献した。
阿部 葉太:3番。3安打の猛打賞。ヒットのすべてがチャンスメイクにつながり、7回の同点劇の口火を切った。
奥村 頼人:4番→リリーフ。投打にわたる活躍。打者としては安打こそなかったものの、マウンドに上がってからは長いイニングを粘り強く投げ、6回以降は毎回のようにランナーを背負いながらも得点を許さず試合を締めた。

試合展開
試合は初回から動いた。東海大相模は1回表、1番岡山泰生の左前打を皮切りに、2番安嶋浬久の右中間を破る三塁打で先制。続く中村龍之介も適時打を放ち、2点を先制。さらに3回には、再び中村と金本貫汰のコンビで1点を加え、4回にも岡山の左越え三塁打で追加点。4回表終了時点で4-1とリードを広げた。
劣勢の横浜も黙ってはいなかった。2回裏、代打・植村直太朗が中前適時打で1点を返すと、4回には今村稀翠の左前打でさらに1点を追加。6回には再三の四球と暴投でチャンスを作るも、あと一本が出ず。島村宏斗の粘投の前に、なかなか同点には追いつけなかった。
7回裏、横浜は阿部葉太の安打からチャンスを作ると、江坂佳史の三ゴロを東海大相模の三塁手が悪送球。これで2者が生還し、試合はついに4-4の同点に。試合はそのまま延長戦へ突入。
延長タイブレークとなった10回表、東海大相模は2死満塁とするも、佐藤惇人が遊ゴロに倒れ無得点。一方、10回裏の横浜は小野舜友の犠打で1死二、三塁とすると、駒橋優樹が中前へサヨナラ打。5-4で横浜が激戦に終止符を打った。
⚾️試合のポイント
⚾️東海大相模は序盤に主導権を握るも、中盤以降流れに乗れなかった。
⚾️横浜は代打や下位打線の粘り、走塁ミスをも跳ね返す集中力で接戦を制した。
⚾️奥村頼人(横浜)は4回から登板し、延長までを1失点で凌ぐ好リリーフで流れを引き寄せた。
まとめ
延長10回までもつれ込んだ接戦は、高校野球ファンにとって記憶に残る一戦となった。両校は5/17からの関東大会に出場する。関東大会も両校からは目が離せない。