「常総学院VS東海大相模」東海大相模が圧倒的打線でコールド勝ち!常総学院を突き放し7回10-3で準々決勝へ【第77回 春季関東地区高等学校野球大会:2回戦】

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2回戦 結果は常総学院3ー10東海大相模

春季関東大会準々決勝、東海大相模が常総学院に7回コールド勝ち。2回の一挙5得点で主導権を握り、中村の2ランなどで突き放してベスト4進出を決めた。

※一球速報.comより引用

2025年5月19日(月) ノーブルホームスタジアム水戸

投手まとめ

【常総学院】
野口 龍馬:(背番号1)先発、3回 65球 5失点。序盤はテンポよく投げていたが、2回裏から東海大相模打線に捕まってしまった。ストレートと変化球の緩急で勝負するも、甘く入った球を東海大相模打線が見逃さなかった。
小澤 頼人:(背番号5)リリーフ、3回1/3 43球 5失点。打たせて取るピッチングで粘りを見せたが追加点を止められなかった。

【東海大相模】
福田 拓翔:(背番号1)先発、3回 50球 1失点。球威と制球力の両立でテンポよく試合を作り最少失点で三回までを切り抜け、流れを呼び込んだ。


萩原 優真:(背番号10)リリーフ、4回 78球 2失点。4回から登板し、試合を締めた。要所をしっかり締め、打たれながらも試合を壊さない投球で勝利に貢献した。

主な活躍選手

【常総学院】
吉岡 基喜:(2番・二塁手)右適時打を含む2安打。小技も光り、打線にリズムを与えた。
小澤 頼人:(5番・一塁→投手)左前適時打含むマルチ安打を放った。

【東海大相模】
佐藤 惇人:(6番・左翼手)左二塁打に送りバント、スクイズと多才な働き。試合終盤に決定的な2点をもぎ取った。
安嶋 浬久:(2番・二塁手)右適時三塁打で中盤のダメ押し。好守も安定。
中村 龍之介:(3番・三塁手)右越えツーラン本塁打で完全に試合を決める。選球眼の良さも目立った。

※NHBC – National High School Baseball Championship様より引用

試合展開

序盤は両チームともに出塁こそするも決定打を欠き、0-0で進行。しかし、2回裏、東海大相模が一気に火を噴いた。1死からの死球や連打で2点を奪い、さらに犠牲フライと適時三塁打で4点を奪い主導権を握った。

3回には相模の打線が再び機能し、市礒の内野安打で5点目。中村のツーランが飛び出した4回裏には7-1と大きくリードを広げた。

一方の常総学院も5回表に粘りを見せ、連打と適時打で2点を返して3-7。しかしその裏、再び市礒の適時打で8-3と突き放される。

試合を決定づけたのは7回裏。四球と連打で1死2,3塁からのスクイズが見事に決まり、2点追加。7回コールド勝利で東海大相模が準々決勝進出を決めた。

⚾️試合総評

⚾️ 東海大相模の2回裏、一挙4得点が試合の流れを決定づけた
⚾️ 福田→萩原の継投が成功。相手の反撃を最小失点に抑える
⚾️ 中村のツーランHRと佐藤のスクイズで相模が試合を締めた
⚾️ 東海大相模の機動力(犠飛・盗塁・スクイズ)が要所で効果的に機能した

まとめ:王者の風格、東海大相模の完成度の高さ

伝統校・東海大相模が見せたのは、攻守走における完成度の高さだった。序盤から投打が噛み合い、相手のミスにもつけ込むしたたかさ。控え選手も活躍し、選手層の厚さも証明された。隙のない攻守で常総学院を圧倒。神奈川を代表する強豪が、春の頂点へ向けて視界良好の発進となった。

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