「山梨学院VS東海大相模」山梨学院、粘り強さで東海大相模を突き放す!檜垣が完投、攻守で応える勝利【第77回 春季関東地区高等学校野球大会:準々決勝】

目次

準々決勝 結果は山梨学院6ー2東海大相模

※一球速報.comより引用

2025年5月21日(水) ノーブルホームスタジアム水戸

山梨学院が粘り強い攻撃と檜垣瑠輝斗の完投で、名門・東海大相模を6-2で下し、準決勝進出を決めた。リードを許す展開の中でも、機動力と集中打で逆転に成功。リリーフ登板した萩原からも追加点を奪い、勝負どころを逃さなかった。

投手まとめ

【山梨学院】
檜垣 瑠輝斗:先発、9回 101球 2失点。3回に一時逆転されるもこの後をしっかりと要所を抑え完投勝利。ストライク先行の投球で球数も少なくナイスピッチングだった。

【東海大相模】
福田 拓翔:先発、3回⅔  72球 4失点。立ち上がりはテンポよく入ったが、2巡目から相手打線にうまく対応されてしまった。
萩原 優真:2回⅔  58球 2失点。何とか流れを戻したかったが、追加点を失った。ストレートと変化球の精度がアップすればこの夏、大化けする可能性がある。
島村 宏斗:2回 24球 無失点。2回を無失点で抑えこんだ。

主な活躍選手

【山梨学院】
檜垣 瑠輝斗:(9番・投手)打っては4回にタイムリー安打、投げては9回完投勝利と投打で勝ち役を見せた。
横山 悠:(4番・捕手)5打数4安打の固め打ち。捕手としてもリード面で完投勝利を引き寄せた。

【東海大相模】
金本 貫汰:(4番・一塁)マルチ安打+3回にライトへの犠牲フライ左中間三塁打。
日賀 琉斗:(8番・左翼)同点に追いつくレフトへのタイムリー2ベース。

試合展開

試合は初回から互いに得点機をつくりながらも、両投手が踏ん張って無得点のスタートとなった。均衡を破ったのは山梨学院。2回表、無死二三塁から鳴海柚萊の一ゴロで三塁走者が生還し、1点を先制した。

その裏、東海大相模もすぐさま反撃。7番三浦の死球から好機をつくり、8番日賀が左越え適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。さらに3回裏には中村の安打を起点に、金本の犠牲フライで勝ち越しに成功した。

しかし4回、山梨学院が再び試合を動かす。先頭の梅村が死球で出塁し、萬場の左前打で無死一、二塁とすると、鳴海の併殺の間に走者が三塁へ進み、続く檜垣の三ゴロの間に同点。さらに二死一三塁から石井陽昇が右越えの2点適時二塁打を放ち、4-2と逆転に成功した。

山梨学院は7回にも猛攻。エラー絡みで好機を作り、梅村と萬場の連続適時打で2点を追加。東海大相模の反撃を封じるかのように、檜垣が終盤も粘投を続け、最後は日賀のライナーで併殺を取り試合終了となった。


⚾️試合ポイント

⚾️檜垣瑠輝斗が101球の完投勝利
⚾️横山悠が4安打と大暴れだった
⚾️4回と7回に集中打で勝負を決めた
⚾️東海大相模は好機にあと一本が出ず失策も響いてしまった

※Y9ちゃんねる様より引用

まとめ:終盤に突き放す集中打、山梨学院が東海大相模を下す

序盤から拮抗した展開となった一戦で、山梨学院が終盤に集中打を見せ、強豪・東海大相模を突き放した。試合は2回表、萬場の左越え二塁打から鳴海のゴロの間に1点を先制。しかし直後の2回裏に適時二塁打を浴びて同点とされる。

4回には檜垣が自らのバットで適時内野安打を放ち同点に。続く石井陽昇の右越え2点適時二塁打で一気に勝ち越しに成功した。7回にも再び横山悠の二塁打などで満塁の好機を作ると、梅村、萬場の連続適時打で2点を追加し、6-2と突き放した。

投げてはエース檜垣が粘りの完投。要所を締める投球で強力打線の東海大相模を抑え、チームを勝利に導いた。試合全体を通して打線のつながりと檜垣の安定感が光った一戦だった。

まとめ:好投福田、救援萩原も…東海大相模、終盤の失点が響く

東海大相模は序盤から山梨学院と接戦を繰り広げたものの、終盤に突き放され、悔しい敗戦となった。

1回裏、中村、金本の連打でチャンスを作るも無得点。2回には7番三浦の死球から日賀の適時二塁打で同点とし、3回には金本の犠飛で勝ち越しに成功する。しかしその後は山梨学院の反撃に遭い、4回に3点を奪われ逆転を許した。

先発の福田は3回まで要所を締めたが、4回に連打を浴び降板。救援の萩原は好投を見せるも7回に疲れの見えたところを突かれ、2点を追加された。打線は相手投手:檜垣に対し終盤は沈黙。好機も活かしきれず、点差を詰められなかった。

力は拮抗していただけに、細かなミスや走塁死が勝敗に響いた結果となった。

まとめ:「打」で援護、「投」で抑えた檜垣瑠輝斗、投打に輝く完投劇

この日の山梨学院の立役者は、エースであり9番を務めた檜垣瑠輝斗だった。マウンドでは粘りの投球で東海大相模打線に多くの得点を許さず、被安打は散発。失策などで走者を背負う場面もあったが、要所で打たせて取り、101球の完投で勝利をつかんだ。

さらにバットでも結果を出し、4回には同点となる内野安打を放ち自らを援護した。攻守にわたる活躍でチームを勝利へと導いた。

投打の柱が力を発揮したことで、山梨学院は強豪東海大相模相手に勝利を収め、次戦への勢いを大きく得る形となった。

シェアのご協力お願いします♪
  • URLをコピーしました!
目次