「山梨学院VS健大高崎」健大高崎、追いすがる山梨学院を振り切り決勝進出!栗原の一打が決勝点に【第77回 春季関東地区高等学校野球大会:準決勝】

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準決勝 結果は山梨学院3ー4健大高崎

※一球速報.comより引用

2025年5月24日(土) ノーブルホームスタジアム水戸

健大高崎(群馬1位)が山梨学院(山梨2位)を4対3で下し、準々決勝進出を決めた。試合は両校のエースを中心とした緊張感のある展開となり、逆転、再逆転の攻防が繰り広げられたが、勝負を決めたのは健大高崎の4番・栗原朋希(3年)の勝負強さだった。

投手まとめ

【山梨学院】
檜垣 瑠輝斗:先発、5回 72球 4失点。テンポ良く投げ込むも、要所で連打を浴びてリードを守れず。
菰田 陽生:3回 33球 無失点。継投でピンチを抑える粘投を見せた。

【健大高崎】
山田 遼太:先発、5回 93球 3失点。被弾もあったが丁寧に試合を作った。
下重 賢慎:2回 36球 無失点。的確なリリーフで流れを断ち切る。
石垣 元気:2回 44球 無失点。満塁のピンチを連続三振で凌ぐ圧巻の締め。

主な活躍選手

【山梨学院】
萬場 翔太:(7番・右翼)左越え2ラン本塁打。逆転弾でチームを勢いづける存在感。
梅村 団:(6番・三塁)中越え二塁打。4回の逆転劇の口火を切る貴重な長打。

【健大高崎】
栗原朋希:(4番・捕手)中前適時打、右中間2点二塁打。4番の仕事を完遂し、全得点に絡む大黒柱。
石田 雄星:(1番・遊撃)右中間二塁打、内野安打など3安打。打線を何度も勢いづけたリードオフマン。
加藤 大成:(2番・中堅)2犠打、死球。小技と選球眼で繋ぎの役割を果たす献身的な働き。

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試合展開

初回、山梨学院は先発の檜垣瑠輝斗(3年)が立ち上がりを丁寧に抑え、その裏には攻撃のリズムを作った。1番・高橋英登(3年)が凡退したあと、石井陽昇(3年)が四球で出塁。菰田陽生(3年)の内野安打でチャンスを広げると、4番・横山悠(3年)が左中間を破る適時二塁打を放ち、先制点をもたらした。

だがその裏、健大高崎もすぐさま反撃に転じる。先頭の石田雄星(3年)が右中間への二塁打で出塁すると、加藤大成(3年)の犠打で三進。ここで秋山潤琉(3年)が三振に倒れるも、4番・栗原がセンター前にしぶとく運び、すぐに同点に追いついた。


序盤から一進一退の展開、4回に山梨学院が一発で逆転

均衡が崩れたのは3回裏。健大高崎は再び石田が二塁打で出塁すると、またも加藤がバントで送り、秋山の二ゴロの間に勝ち越し点を奪った。しかし山梨学院も黙ってはいない。4回表、6番・梅村団(3年)が中越え二塁打で口火を切ると、続く7番・萬場翔太(3年)が左越えへの2ラン本塁打。ここで試合をひっくり返し、3対2と逆転に成功する。

試合は両投手の粘投もあり、以降は一進一退の攻防が続いた。山梨学院の檜垣はピンチでも要所を締める投球を見せたが、5回裏に健大高崎が再び仕掛ける。

栗原、勝負強さを発揮し再逆転打

この回、健大高崎は1番石田の内野安打、加藤の死球で一死一、二塁とチャンスを広げた。二死から打席に立った4番・栗原が甘く入った球を逃さず右中間を破る2点適時二塁打。再逆転となる4対3とし、試合の主導権を奪い返した。

山梨学院は6回から檜垣に代えて菰田をマウンドに送る継投策を採ったが、健大打線は中盤以降、的確に対応し追加点こそ奪えなかったものの、菰田の前に粘りを見せて試合を支配させなかった。

山梨学院、最終回に一打逆転の好機もあと一本届かず

1点を追う山梨学院は9回表、万場、鳴海の連打で無死一、二塁と絶好機を迎える。代打・川本喜一(3年)の四球で満塁とし、打席には上位打線。しかしここで2番・石井が空振り三振、続く3番・菰田も8球粘った末に三振に倒れ、あと一歩のところで試合は終了となった。最後を締めたのは健大高崎3番手の石垣元気(3年)。プレッシャーのかかる場面でも冷静に腕を振り、重圧に打ち勝った。

※デラックスベースボール様より引用

⚾️試合のポイント

⚾️両チームが初回に得点する立ち上がり、3回〜5回で点を取り合った。
⚾️山梨学院は4回に萬場翔太の2ランで逆転、一時は3-2とリードするも、中盤での追加点に繋がらず。
⚾️山梨学院は最終回に2死満塁まで迫る粘りを見せるも、石垣元気が連続三振で試合を締めた

まとめ

健大高崎はこの勝利で決勝進出。攻守にわたって主導権を奪い合う中でも冷静に戦い、特に石田と栗原の中心打者が得点に絡んだことが大きかった。山田遼太(3年)は中盤に被弾したが、6回途中まで粘投。リリーフ陣も落ち着いた投球で勝利を手繰り寄せた。

一方の山梨学院も強豪相手に互角以上の試合を展開。先発・檜垣の好投と、萬場の一発は強烈な印象を残したが、あと一本が出なかった最終回の攻撃が悔やまれる。

健大高崎は次戦、専大松戸との決勝に臨む。粘り強さと勝負強さを発揮したこの試合の戦いぶりが、今後の快進撃を予感させるものとなった。

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