「健大高崎VS習志野」健大高崎、着実な加点で習志野を振り切る!堅実リレーで3-1勝利【第77回 春季関東地区高等学校野球大会:準々決勝】

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準々決勝 結果は健大高崎3ー1習志野

※一球速報.comより引用

2025年5月20日(火) ノーブルホームスタジアム水戸

3回までに1点ずつを取り合った接戦は、4回のタイムリーと9回のダメ押しで健大高崎に軍配。投手陣は3人の継投で習志野打線を1点に封じ込め、着実な試合運びで3-1の勝利を手にした。習志野は安田塁が粘投を見せたが、援護に恵まれず惜敗となった。

投手まとめ

【健大高崎】
石垣 聡志:3回 44球 1失点。立ち上がりは安定。二回に1点を失ったがテンポよくゲームを作った。
山田 遼太:4回 63球 無失点。走者を出しながらも要所を締める投球で流れを渡さず無失点に抑えた。
下重 賢慎:1回 15球 無失点。8回に登板し三者凡退、最少球数で抑える見事な内容だった。
石垣 元気:1回 17球 無失点。安定感ある投球で最終回を締めて勝利に導いた。

【習志野】
安田 塁:6回1/3 106球 2失点。粘りの投球で試合を壊さず。中盤にタイムリーを浴びたが踏ん張った。
向井 脩人:2回2/3 36球 1失点。七回途中から登板し、9回に痛恨の三塁打を浴びたが全体的には上々の内容。

主な活躍選手

【健大高崎】
石田 雄星:(1番・中堅)1番打者としてバントヒットに加え、右前適時打・左中間三塁打と出塁・得点に絡む活躍。先頭としての役割を果たした。
杉山翔大:(6番・二塁)4回に勝ち越しの左中間二塁打を放ち、チームに流れを呼び込んだ。

【習志野】
林響己:(7番・右翼)2回の先制打に加え、6回には内野安打と攻撃のきっかけを作った。

試合展開

先制したのは習志野だった。2回裏、小田川の右前打をきっかけに、林が中前適時打を放って1点を先取。ミス絡みでチャンスが広がる中、先発・安田塁が健大打線を2回まで無失点に封じ、幸先よく主導権を握った。

しかし、健大高崎は3回表、8番伊藤の左前打から流れを呼び込むと、送りバントで二進した走者を、1番石田が右前適時打で返してすぐさま同点に追いつく。4回には、杉山の左中間を破る適時二塁打で逆転に成功。打線が繋がるとともに、着実に送りバントや次の塁を狙う姿勢が伝わり“機動破壊”の真骨頂を見せた。

一方の習志野は、中盤以降もチャンスを作るが、あと一本が出なかった。3回裏、先頭の根本が右前打で出塁し、盗塁と犠打で一死三塁としたものの、クリーンアップが凡退。5回にも二死一、二塁と攻め立てたが、健大高崎の2番手・山田が要所を締めた。

※Y9ちゃんねる様より引用

試合のカギを握ったのは、山田の投球だった。4回からマウンドに上がり、丁寧に低めを突く投球で4イニングを無失点に抑え、試合の流れを渡さなかった。特に6回以降、ランナーを背負いながらも落ち着いて打たせて取る投球は圧巻だった。

均衡が破れたのは9回表。代打・佐藤が四球で出塁し、代走・高須賀が送り出されると、ここで再び石田が魅せた。1ストライクから捉えた打球は左中間を破り、快足を飛ばして適時三塁打。勝利を大きく引き寄せる貴重な追加点となった。

最終回の守りは、3番手・石垣元気がマウンドに上がり、死球とヒットで二死一、二塁のピンチを背負うも、最後は代打・中島を二ゴロに打ち取ってゲームセット。投手リレーの完成度と、機動力を絡めた攻撃の完成度で一枚上回った健大高崎が、ベスト4進出を決めた。

試合総評

健大高崎は先発石垣から中継ぎ陣へのリレーが機能し、打線も好機を確実にものにして勝利をつかんだ。守備・走塁も安定しており、終始主導権を握った展開。対する習志野は安田が粘投し、序盤にチャンスをつくったものの得点が伸びず、終盤に突き放されたのが響いた。勝負どころでの決定力が明暗を分ける結果となった。

習志野は走塁やバントなど基本を徹底する野球で終盤まで健大高崎を苦しめた姿は、夏への収穫となるだろう。

勝った健大高崎は、準決勝で山梨学院と対戦予定。勢いに乗る打線と継投の安定感を武器に、春の頂点を目指す。

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